10月ハロウィン「人じゃないBL特集」ですが、人じゃないにもほどがある。なんだこの野生動物BL?!

トラさんと狼さん
CAST 遊佐浩二×鳥海浩輔 波多野渉×森川智之 宮田幸季

あらすじトラ狼
狩りの途中で狼さん(鳥海さん)が見つけたのは、トラ模様のカワイイ子猫(宮田さん)。あまりの可愛さに一目ぼれした狼さんは、将来の嫁候補にとその子猫をおうちに連れて帰ります。ところが、トラ模様のネコだと思い込んでいたそれは、トラ模様のトラさん(遊佐さん)なのでした。嫁が、俺の可愛いお嫁さんが、俺よりでっかいトラだったなんて。でも、トラは俺を好きだと言ってる、俺は出会った時に一目ぼれだし、つまりそれって両想いな訳で、なんだ上手く丸まったじゃねーか・・・・・・って俺が嫁って何だーっ?!
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さて。

さてさてさて。

どう、頭の中で変換したものか・・・(=ェ=;)

主人公が、っていうか主公かこれ?主狼?主トラ??
トラ×狼・・・・・・この4足歩行肉食動物同士のBLを、どう頭の中で整理したものか。
とりあえず、ビジュアルは擬人化だ、耳としっぽのある人間だ、ちょっと爪が鋭そうなイラストだけど、獣耳プレイだと思えばオッケー。
だがしかーし、生態はトラと狼らしい、トラさんは森に住んでて、狼は岩山で群れてるらしい。
トラは半年足らずで成体に成長するし、それぞれの寿命も10年とか20年とか、設定はちゃんとトラと狼です。
なんという野生動物の世界、ナショジオの番組みたいです。

お話の始まりは、狩りに出かけた狼さん(鳥海さん)がはぐれ子トラ(宮田さん)を子猫と勘違いしておうちに連れ帰るところから。
トラ模様のカワイイ子猫に♡ズッキューンで、育ててお嫁さんにしようと言うわけです。
狼が猫を嫁にする、そこから大間違いですけどね。
子トラがですね、っていうかミラクル宮田さんがですね、やっぱりミラクルなんです。
だーーーっもうカワユス、テラカワユス、「はにゃっ」とか「奥しゃん」とか「はい♡」とか出たよキラーンでキャワワーーンな宮田幸季さん、効果音までキランキラン
で、ここでタイトルコールのために遊佐さんが登場するわけですけど、タイトルの読み方って
ラさんと狼さん」
なんですね、花杏は
「トさんと狼さん」
だと思ってたんですけど、「ト」にアクセントがあるんですね。
なんで、どーしてもその音とだと
「寅さんと狼さん」
♪ちゃ~ん、ちゃららららららぁんらら
ん・・・・
って変換されてしまうんです(/□≦、)
ナショジオの野生動物ドラマがいきなり昭和の下町人情ものに変換とかっ、無いからっっ。

話を戻せ戻せ、ミラクル宮田戻ってこい。
きゃわゆい子トラと仲良しこよしの日々を過ごすわけですが、ある日狼さんは出稼ぎ(遠出しての狩り)へ。

そして半年後・・・

おうちに帰ってきた狼さんは、すっかり成長したトラ(遊佐さん)とご対面。
子猫ちゃんだと思ってたカワイコちゃんは、実はベンガルトラなのでした。
で、嫁候補に嫁にされたと。
で、狼さんのイキ声は「あおーーーーーん」
1話、完。

って、何だコレ?!どこに萌えていいのかよく分かんないけどなんか面白かったぞ!

狼さんはトラさんの嫁と言うことで落ち着いたらしいデス。
野生の世界は単純です。
群れ公認のトラさんの素敵な奥さんとしても仲間たちに認められた様子。

それからそれから~~。
数年前の話が出てきて子トラ再び登場。
ミラクル宮田のミラクル炸裂の「にゃん」「にゃん」「にゃん」「にゃん」・・・ってか~~~~萌ゆるっ。
どうしよう、花杏ここだけ延々リピしてられるかも(*´ -`)
成長後もやってくれていいよ?遊佐トラさんの「にゃん」・・・・・・ちょっと聞いてみたいデス。

そしてそして、トラさんと狼さん+兄(森川さん)
兄は、トラさんの兄です。
狼の群れにベンガルトラがいると風のうわさに聞いたお兄さんは、生き別れの弟のことだと思いはるばる狼さんのところにやってくるのでした。

・・・・・・ん?生き別れた弟を迎えに来る苦労性の兄(ゥヶ)???
いたな、そういう人、今まで紹介したBLドラマにそれいたな。
アクマのひみつだなうん。この作品こそハロウィン向きだなうん。
兄登場して、なんかいろいろお話して、トラさんと狼さんは、狼の群れからちょっとだけ外れたところにお引越ししたようです。
アレですね、お互いの実家からちょうど良い距離に新居構えることでどっちの親にも公平だけど二人のプライベートは守りたいという新婚カップルのような考え方ですね、あはっ☆
でも、狼の皆様は(トラが怖いので)遠慮してくれますが、トラ一家は全く無遠慮でして、二人のラウ゛ラウ゛お布団タイムだって全く関係なく登場し、揚句お布団タイムのアドバイスをしてく始末です。
っつかトラ爺さん素敵だ、こののほほん加減素敵だ、トラさんは多分おじいちゃん似ですね。

さて、色々あって忘れそうですけどこの人(?)たち基本生態はトラと狼なんで、生活基盤も違えば習慣も違う、寿命すら違うので、それはもう国際結婚カップルどころの騒ぎじゃないわけです。
トラさんより年上且つトラより寿命の短い狼さんは、トラさんとのラウ゛ラウ゛生活に戸惑いを覚えます。
野生動物のくせして未来の心配してますよ、いやいやそこは野生らしく目の前のことだけに一生懸命で行こうぜ。
ま、結局ラウ゛ラウ゛で終わるんですけどね、狼さんの「あーをぉぉぉーーーーん」が今日も響き渡るんですけどね。

ショートストーリーがいくつか入ってまして、そのたびトラさんと狼さんがトラ爺さん曰く「まぐわる」ので、短いながらもェチィ回数はかなり多めです。
不思議な世界のBLですけど、普通のシーンもお布団シーンもテンポよく進むし、野生動物ながらそこまで野生化してないので(っつか本気で弱肉強食の世界やってたらBLにならんし( ´_ゝ`))気軽に聞けますよ。

さてさてさて、最終話はまさかまさかのトラ兄話。
おかげでますます「アクマのひみつ」に聞こえてくる~、キャストも森川さんだし~~、アクマの時は森川さんセメだったけど~~~。
トラ兄のお相手は、猟師の狩りのお供のワンワン(羽多野さん)、ワンコ系が得意の羽多野さんがワンコ役ってまんまじゃねーかっっっ。
羽多野ワンコさんには「クマ」というお名前がありまして、ってナニソレ犬なの熊なの?みたいなワンワンですけど、トラ兄と張り合えるくらいですから、相当の大型犬なんでしょう。
ってことは「羽多野渉=何とかレトリーバー」どころの大きさでは太刀打ちできないはずだ、体力的にも無理でしょう。
トラ狩りのできるワンコっているんだろうか・・・って調べてみたら、なんといるんだなコレが。
「シェンコッタ」っていう犬らしいんですけど、どうも絶滅寸前または絶滅した・・・らしいです。
今でもご存命のトラにも対抗できそうで且つ羽多野さんっぽいワンワンはいないかと検索してみましたところ、いました、良いのがいました。
その名も「チベタン・マスティフ」、以下wikipedia情報ですが、体高は66cm(高っ)、体重が64~82kg(デカっ)、首回りの毛がわっさわっさしててライオンみたい、そういえば中国でライオンの代わりにワンコ展示してたってニュースあったな、ってこの犬か!
毛色が茶色ならライオンっぽく見えるし、黒なら熊っぽい、ハイこの子に決定します。
今回の羽多野さんは「チベタン・マスティフ」、おぉ神奈さんの「バーニーズ・マウンテンドッグ」を超えたね。
そんな超大型犬ワンコ羽多野さんと、孤高のトラ兄上のそーんな話が最後に楽しめます。
低音響かせてたトラ兄がベソベソになりながらワンコさんのお願いに応えて「あぁん♡」なお話です。
弱いものが嫌いと言い放つ兄上は、意外と人情家だったというお話・・・・・・ってあれ?やっぱこのストーリーって根底に葛飾柴又下町人情物語♪ちゃ~んちゃらららら~ららん、ってのがある気がしてきたよ。

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