アラブ物を聞くときは、いろいろ約束事があるらしい。

月と砂漠の眠る夜
CAST 子安武人×菅沼久義 成田剣

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彼女の友達を紹介してやる、甘い言葉につられて思わずバイトを変わってやっただけなのに、アラビアのロレンスに迫られるわ誘拐されるわオークションにかけられるわ、何なんだこの状況は。いったいここはどこだよ、奴隷ってそれ僕のこと?日本に帰ることができないって、何がどうなってるのかわけがわかんない。僕は彼女が欲しかっただけなのに!


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DABA強化月間第3弾は菅沼久義さんにチューモーク!

・・・・・・・なんですが、菅沼さんのBL主演作数少なっ。
そんな貴重な菅沼主演作から今回お届けするのがこちらなんですが、イラスト・タイトル双方文句なしの中東方面。
日野さん福山さん主演の「職業、王子」が花杏の中東舞台BLデビュー作だったんですけど、大好きなDABAのお二人主演だったのにも関わらず、某wikiの好評価にも関わらず、見事に砂漠の罠に嵌ってしまったのです(-゛-メ)

で、また砂漠地方のお話だ。

そこで花杏考えました。
中東方面を舞台としたお話を聞く場合にいろいろ諦めなくては・・・じゃなかった、決めておかねばならない約束事があるっぽいです。

①アラブ系の男性の基本ヒゲスタイルは無視
②そもそも容姿がアラビック的ではないけど無視
③体力有り余ってそうな年齢の日本男児がいとも簡単に誘拐されるけど気にしない
④主人公はパスポートなしで出国できることは絶対条件
⑤主人公出国後の日本での戸籍は思い通りにいじれなくてはならない
⑥砂漠地方の宗教では一日数回のお祈りとか必須なはずなのに、BL界の人はそれほど信心深くはないらしい
⑦お相手は王族身分なので使用人がいっぱいいるが、主人公は奴隷扱いで基本は”性”奴隷
⑧こちらの地方独特の気持ちよくなれるお薬があり、とりあえず最初はそれ使うけど、最終的には無くてもオッケー(*^ー゚)b
⑨っつーかそもそも舞台になるお国は実在してない

これだけ決めておけば中東砂漠舞台のBL聞いても諦められ納得できます。

と思っんだけど、全然足りなかったよ、奥が深いな中東へのツッコミ・・・・・・なんか花杏の砂漠BLって聞き方間違ってきてるけど、もう気にしないで突き進むね!
どうやら、このCDの世界は共通言語と共通通貨があるらしいです。
日本とかイギリスとかアメリカとか出てきてるけど、みんな普通にお話しできるし『3億』の価値をみんなちゃんとわかってる。
ってことは、このCD世界は言葉の壁も経済の壁もない平和な地球ってことだよね?
だってさ、3億”ドル”と3億”円”では実質2ケタの差があるし、ちょっと前のアジアのあの国とかアフリカのあの国で起こったハイパーインフレでの3億だったら、諭吉さんや一葉さん1枚程度の価値にしかならないかもよ?
でも、オークション会場にいる皆さんは『3億』でちゃんとビックリしてる。
ヨーロッパ圏でのユーロのように、世界中で使える共通通貨があるんだよきっと、素晴らしいことだね(o^-^o)

ってぇ、ンなわけあるか(-゛-メ)

砂漠モノって、本当に何でもアリなんだ(;;;´Д`)
いいよいいよ、こういう物なんだって割り切るよ、間違いなく異世界。

で、だ。
主人公瀬藤直也君19歳が今回チューモーク!の菅沼久義さん。
中東の王族とか欧米の富豪とか世界のやたらと凄い人たちが集まるパーティーの給仕アルバイトにやってきた大学生で、その会場にいた綺麗なアラビア衣装のロレンス(仮名)に誘われます。
設定は女の子よりきれいな顔のせいで彼女いない歴=年齢の男の子。
菅沼さんの音域は高めです、ちょっとハスキーだけどおおよそイメージ通りかな。
日本人の瀬藤君ですが、何の障害もなくアルディビル人とかっていうロレンス(仮名)じゃなくってハリール(子安さん)と会話可能。
あまりに普通にしゃべりだすから聞いてるこっちが混乱したわ(゚Д゚)
日本語はいつから世界共通の言語になったんでしょうね?
それとも、アレ? そのアルディビルとかって国でも日本語使ってるとか??
はたまた未来の世界の猫型ロボットが4次元になってるっていうポケットから超便利なコンニャク取り出してくれたとか???
なんかもう、現実感がなさ過ぎて、「あぁ私異世界ファンタジーを聞いてるんだな・・・」ってなります。
うん、諦めって肝心だね( ̄▽ ̄)

アラビアのロレンス改めハリールは、中東にある「アルディビル」という架空のお国の王族さん。
いつも通りの優しいバージョンイケメンコヤスさんです。
優しいバージョンだけど、王子なんで、基本我儘なんで、思い通りにいかないとちょいキレ気味、今ちょっとキレたってのがわかりやす過ぎ、さすがコヤスさん。
コヤスさんが艶々ボイス響かせながら攻めて、もともとちょっとハスキーな菅沼さんがさらなるかすれ声で「もう、やめて」とか言っちゃう感じは良かった、アラブバンザイとか、ちょっと思っちゃった。

砂漠の王族に必ずセットで登場する従者、この物語ではヤズィードさん、キャストは成田剣さん。
・・・・・・・ん?またナリケンさん??
「職業、王子」でも従者ナリケンさんだったよ?
ナリケンさんって砂漠の従者向きなのかな、っていうか、「オヤジ拾いました。」でも執事してたな…。
日本砂漠問わず従者向きなの?
欧米諸国で執事してるナリケンさんも聞いてみたいぞ☆
その際の名前はセバスチャンで(*^m^)

お話は、主人公がハレムを脱出→変な組織につかまる→セメが助けてくれる→ラウ゛ラウ゛ハッピーエンド、砂漠のお話の典型的ストーリーでした。
砂漠話は、拉致・監禁後脱走で保護&ラウ゛なんだね。
・・・・・・・べつに砂漠舞台じゃなくてもこういうお話ってあるよね、日本でいうなら8さん絡みとか。
なのになんで砂漠になるとこうも残念な空気になるんだろう。
なぜだ、逆に気になりだしたぞ。

せっかくの菅沼フィーチャー作なのに、褒めきれないのが悲しい(/□≦、)です。
コヤス氏がフリトで「タイトルが美しい」みたいなこと言ってたのが褒めポイントかなぁ。
でも、タイトルと内容のリンク点がまるで見当たらないんですワタクシ。
作中そんな美しい夜どこにありましたっけ?

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