BLCD一覧に五十音を載せよう計画「わ」行編。安元さんがハマり役で遊佐さん遊佐さん遊佐さぁぁぁんCD。

忘れないでいてくれ
CAST 安元洋貴×遊佐浩二 檜山修之 松本保典

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「運命の出会いがあるでしょう」って、そんな出会いあったか?
 触れた人の記憶が見える。この力と催眠術を使って一風変わったクリニックを経営する守屋清涼(遊佐さん)のもとに、大柄な刑事秦野道也(安元さん)がやってきた。清涼と同じように心に傷を持つこの男との出会いが、守屋の封印した記憶を解くきっかけになるとは、この時は思いもしなかった。

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結論:安元洋貴さんにベストマッチなのは「優しい男」。

安元さんの声って独特な低音なので、役柄的に今回の刑事役だったり8さんだったりカリー国の執事だったり、いかにもな感じの役が多いし、それらも安元さんにあってる役だとは思うんですけど、安元さんの声はドスを利かせるより優しさを前面に押し出したキャラクターの方が絶対映えると常々花杏は思っておりまして、今回のCDで確信しました。
8さん系の役は三宅健太さんにすべてお任せして、安元さんは優しくて愛情あふれてておおらかに包み込んでくれる男性を演じるべきだ。
んで、薔薇の花束とケーキを持って好きな男に告ればいい。
つまり安元さん常にラウ゛にデレるべきである、ハイこれ決定!
安元仕様の優しい男、ジャンジャン持ってきちゃて(◎´∀`)ノ


で、安元安元書いといてなんですけど、今回のCDは遊佐祭りです。
CD2枚にわたって遊佐さんがずーーーーーーーーっっっっっと喋ってますヽ(´▽`)/
主人公守屋清涼(そのまんま”せいりょう”と読みます)に遊佐浩二さん。
そう言えば、遊佐ゥヶで守屋さんってキャラいたな・・・名前まで何となく似てるんだよな・・・・・・そっちにも安元さんいたな・・・・・・・・・その安元さんも優しい良い男なんだよな・・・・・・・・・・・・。
今回も遊佐さんのお仕事は素晴らしかったでっすo(*^▽^*)o
美人さんな外見で、程よいユーモアセンスを持ってて、でも心には傷を抱えてて、本当は弱虫、そんな等身大の男性像が見事に表現されてます。
触れた相手の記憶を見る特殊能力の持ち主って設定なんで、それを知った時は言ノ葉シリーズに似た感じになるかと思ったんですけど、全然違いました。
特殊能力を物語の中心にしなかったってのが、逆にとっても良かった。
めんどくさい力ではあるし、主人公がそれを「持て余してる」っぽい感じはするんですが、能力に「振り回されてる」のは無い。
なので「実は俺絶対音感あるんだよね」とか「円周率100桁言えるんだ」みたいな、ちょっと凄い能力、みたいな感じに受け取れます。

お相手は羽多野さんではなく秦野さん(安元さんハタノいじりしすぎだ(^-^;)、ゲイの刑事です。
某wikiにヘタレワンコ的なコメントがありましたが、違うと思う、っつかヘタレではない。
ワンコも、ハタノワタルさん的な「何とかレトリーバー」系ではなく、「ドーベルマン」や「シェパード」っぽい感じ、まっすぐで強い男です。
頭に血が上ってレイプしちゃった最初の1回はともかく、薔薇とケーキでごめんなさい以降は秦野さんの愛がいっぱいで、行ってきますのチュー(清涼曰く「キモッ」)とか、突然の「好きだよ、好きだ」(曰く「今すぐ逃げ出したい」)とか、すごく素敵で良い男でした。

ェチィもしっかりたっぷり(/ー\*)
シチュエーションも清涼の気持ちも1回ずつ違うので、聞きごたえ大ありです。
最中の会話とか、ヤバイね、素直になりきれない揺れる気持ちの表現が見事!
工口いは工口いんだけど、それだけじゃなくって、工口がお話の中にしっかりと溶け込んでる、”BLドラマCD”としてかなり完璧に近い作りなんじゃないかな?

脇に檜山修之さん(主人公の友人と電車アナウンス(*^m^))と松本保典さん(犯人役とおでん屋のオヤジ( ^ω^ ))
お二人も素晴らしいスパイスです。
檜山さんだし何かしでかしてくれるだろうと思ってたけど、終始ひたすらいい人でした、っつか器でかすぎだ、あんたカッコイイよ(*´σー`)
他に、花吹雪先輩とプリンちゃんと黒薔薇さんが登場します、チョイ役さんたちのネーミングセンスが絶妙だ(´,_ゝ`)
物語主軸の事件展開も実に鮮やかでした、ラウ゛に負けてないしラウ゛が邪魔してもいない、シリアスストーリーだけど状況がわかりやすい、お見事!


ストーリー良し、ラウ゛良し、キャスト良し、安元良し(。^w^。 )
女性陣もメインストーリーには絡んでこないので、BLでの女性が苦手だって人でも聞きやすい。
このCDは限りなくパーフェクトに近い!

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