1枚で5人の三木眞様に会えるCD、共演者も超豪華で垂涎ものでございます。

オープン・セサミ
CAST 堀内賢雄×三木眞一郎 鈴置洋孝 中原茂 遊佐浩二

あらすじ
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親が残した芸能プロダクションで働く庚拓磨(ケンユウさん)は、かつて担当していた俳優香住由貴(三木眞様)に不審なところがあると急遽NYから呼び戻される。暴言を吐き、暴力をふるい、肉体関係を迫ってくるという。、おとなしい印象しかなかった由貴がなぜ?ところが、女装した由貴は、自分は「ヨシタカ」ではなく「ユキ」だと名乗った。これはいったい、どういうことなんだ?


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ビリー・ミリガンという人物をご存知ですか?
アメリカの人なんだけど、ある事件の犯人として逮捕されたんですが、裁判で彼が多重人格障害であることが注目されて有名になった人です。
三木さんが多重人格者を演じてると知って、真っ先に思い浮かんだのがビリー・ミリガンの話でした。

モノローグ担当はケンユウさんですが、主人公は一人5役の三木眞様、聞く前から「絶対鳥肌ものだ」と確信しておりましたが、えっと、これCD1枚なの?
どんな話か全然分かんない状態でも絶対時間が足りないって思ったよ。
5人の人格が存在する人とのラブストーリーがCD1枚で終わるはずがない。

どう考えても映画1本分の時間は必要だと思うんだけどな~。
と思いながらもCDスタート。

売出し中の俳優香住由貴(かすみよしたか)には、4人の別人格が存在します。
登場順に、女装しているが女性ではないというユキ、小さな男の子たっくん、暴力的でガラの悪い牙、それから落ち着いた人格の佳樹。
彼らと話をするうちに、彼らが生まれた時期ときっかけがわかっていきます。
最初に誕生したのは佳樹で、父親からの性的暴行の現実から逃げ出すために生まれました。
そのあと、女装させられるときのために生まれたユキ、性的暴行を受ける前の由貴の人格たっくん、父親への憎しみの塊牙が出来上がります。
精神科医曰く「多重人格障害者には幼少時に虐待を受けたものが多い」そうなので、ビリーが多重人格者になった話と由貴の話はメチャ被りです。
23人もの別人格が存在していたビリーはかなり有名人なので、このお話の原作者さんもきっと知ってたと思います、作中に出てくる多重人格女性のモデルは、多分ビリーじゃないかな?

そんな由貴×5人を演じた三木眞様、お見事!
期待通り、っていうか期待以上、っつか神ヴォイス☆
5人のうち、ユキとたっくんは差がつけやすそうだけど、残りの3人は年の近い男性、それでも、全員声のトーンが違う、しゃべり方だけで差をつけてるんじゃなくて、音程・硬度・発音で演じ分けてるの、すっげー。
頭で「こういう演技プラン」とか考えられるかもだけど、それを実際にやってのける三木眞様凄すぎる。
精神科医とそれぞれの人格が話すシーン、ヘッドフォンで目を閉じて聞いてみてください。
自分が由貴になってて、頭の中で他の人格が話しているような感覚に陥りますよ。

モノローグ担当は庚拓磨(かのえたくま)役のケンユウさん、由貴のラウ゛のお相手で、多重人格たちの問題行動のきっかけになる張本人なんですが、ここにCD1枚でこの話をやろうとした無理が出てました。
きっかけと解決が超ダイジェスト!!!
BL的に重要な部分がさらっと触れただけとかありえん、きっかけ部分に関しては、聞き手の想像力で補充するしかないってのが残念すぎるよ。
CD1枚にまとめるには削るしかなかったんだろうな~仕方ないよな~でもさ~~。

だったらBL部分抜いてくれても良かったんですけど?

………とか言っちゃだめですよね┐(´-`)┌
だってさ~、拓磨が由貴を好きになるとことか、とってつけなんだもん、ケンユウさんがいきなりヤバくなってるんだもん、きっかけのところもっとちゃんとやらないと、拓磨も由貴もなんでいきなりそーなる?!みたいな印象受けちゃうじゃん、せっかくのイケメンケンユウさんなのに(。>0<。)
ホント、2枚組でじっくり聞かせていただきたかった。

ケンユウさんのお兄さんでプロダクション社長で精神科医の先輩役庚寿麿(かのえひさま)に鈴置洋孝さん。
登場一発目の声から心奪われました、鈴置さん、素敵な声だな~゜.+:。(*´v`*)゜.+:。
フリトでも楽しそうに後輩いじりをしてて、あぁぁ鈴置さん、鈴置さぁぁぁん。(´□`。)
後輩二人に「鈴置先輩との絡みがなくてよかった」って言われてますけど、鈴置さんと絡むと何が起きるんでしょ?
でもさ、後輩にそんなこと笑いながらサラッと言われちゃう鈴置先輩、声だけじゃなく人としても素敵な人だったんだろうな、って思えるフリトでした。

精神科医英田朱門(あいだしゅもん)役に中原茂さん。このCDの登場人物みんな揃って名前が読みにくいよー(゚ー゚;
お医者さんというよりカウンセラー的立ち位置でしたが、役柄上いろんな三木さんとお話ししてたので、いっぱいしゃべっていらっしゃいました。
ケンユウさんと鈴置さんがガツンと来る声質だったので、その対比で柔らかい声の精神科医英田先生が、また際立って良かった。

ちなみに、由貴のマネージャー晃司が遊佐浩二さんでした。コウジ役のコウジさんでした。

ラウ゛部分の詰めが甘すぎるのが難点ですが、三木眞様を堪能したい方とサイコサスペンスに興味ある方にはおススメします。
ェチィシーンもあるけど、花杏的にはBL枠じゃなくて一般作かな。
演者の皆様がとにかくハマってて素晴らしかったです、満足☆

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