嵐ってなんだろう?って考えながら聞くと、なんかいろんなものが見えてくる、ような気がする。

嵐のあと
CAST 森川智之×中村悠一 鈴村健一

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インテリア会社を経営する榊正彦(森川さん)に仕事を依頼してきたのは、不動産会社に勤めるサラリーマン岡田一樹(中村さん)。プレゼン後の打ち上げが初対面なのに、なぜか彼の家で朝を迎えてしまう、泊まっただけで何もなかったのがせめてもの救いだ。この男の見た目と部屋のギャップ、朝かけられた何気ない一言、どれも自分とは相容れない、でも、気になる。


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中村悠一さんのゥヶちゃんを聞いてみようじゃないの。
と思いまして、借り物リストからとある作品を聞いてみたんですが、その作品のストーリーがあまりにあんまりであんまりだった上、それはもういろ~んな意味で痛かったんです。
その作品がなんだったかは書かないでおきますが、それを聞いてから、「何でもかんでも聞くのもいいけど、予備知識ぐらいは持ってからにしよう」って思いまして、それからはCD聞く前に某wikiをちゃんと読むことにしたんです。

で、その作品でのゥヶ中村さんは花杏の中ではなかったことにしまして、改めまして、中村悠一ゥヶを聞いてみようと思って選んだのがこちら。
お相手帝王なのでセカコイで聞き慣れた二人だったし、wikiの評価も良さげだし、この作品が花杏のゥヶ中村デビューということで手を打つことにしました。
その「前に聞いた作品」に関しての感想は、そーだなー、このブログに書くBLCDが無くなったころにこっそり書こうかなー。

というわけでこちらの作品、森川智之×中村悠一となっております。
例の書店のお偉いさんと変態・・・・いかんこの紹介の仕方はまずいやめよう、羽鳥=変態はともかく、そこから中村さんまでイコールで繋げちゃいけない。

では、これからこちらの作品を聞く方に予備知識提供。
CDの開始30秒の森川モノローグにうっかり撃沈しそうになります。
森川ボイスでそんな細かいこと指摘すんなー、思わず自分の爪見ちゃったじゃんか!
ピアスとお化粧と爪に気を使っている人注意です、なんか自分の事けなされてる気分になりました(´;ω;`)ウウ・・・
ピアスと化粧はまだいい、目立つアクセサリーしてれば目につくし、顔を見て話すからメイクも気になるだろう。
でも、爪?ってか爪??男の人が爪見るか?っていうか爪を指摘されるって、逆に聞きたいその子どんな爪してたの?
・・・・・・という風に、しょっぱなから森川さんは「ハイ俺がっつりゲイ役でーす」と教えてくれてるんです、ってことにしておきます。

決してBLCD聞いてる乙女たちに自分磨きをしろと言ってるわけではないはずです。

腐女子なめるなよ、意外と頑張ってるんだから。

・・・・・・・・・・。

自分で「意外と」とか言っちゃうあたりがすでにダメなのかもしれないけど。*((艸д艸)*。

モノローグ担当は榊役の森川さん、やや低音気味で話し方もモノローグもテンション低くて淡々としてます。
話し方と同じように恋愛も淡々、決して本気を出さないタイプ。
ノンケも対象外、そもそも恋愛にならないから避けてます。
だから、パートナーの美山君(鈴村健一さん)も似たような考え方、誰にも本気を出さないから榊さんの事が好き。
2人がゲイで付き合ってるのは周知の事実です。

そんな割り切った恋愛しかしてこなかった榊さんが仕事関係で出会ったのが、不動産会社の営業マン岡田一樹(中村さん)、実は榊さんよりちょっと年上。
ごく普通のサラリーマンですが、彼の身だしなみの綺麗さとか清潔感に榊は惹かれます。
そりゃさ、かなりの上客を扱ってる会社の営業マンですもの、身だしなみには人一倍気を使ってるはずですよ。
綺麗な手だの趣味の良いシャツだの褒めてますけど、アナタそれぜーんぶ営・業・用ですからっ!
会話術にたけてるのも営業だから、いろいろ気遣ってくれるのも営業だから、お酒の席といえども会社の付き合いだからだよ!!!
なぜ気づかないんだ?営業マンに合うの初めてなのか榊さん?岡田さんの見た目に騙されるなって。

とまぁ聞いてるこちらは「あーハイハイいるいるそういう営業さん」ってなるくらい普通の男の人がお相手。
今回のお話は、このごく普通の男の人と、割り切った恋愛しかできなかったゲイの物語です。
榊さんがテンション低い人なので、お話全体のテンションも低め、「嵐のあと」というタイトルだけど、穏やかに話が進みます。
だから、聞き流してるとあっさりと進みすぎて嵐に気付かない。
嵐は榊さんの心に吹き荒れているんですよ(*^m^)
ゲイである榊さんは恋愛に本気を出さないタイプ。
でも、過去に一度だけ本気で好きになった人がいます、そしてきっと、その恋は上手くいかなかったんでしょう(ノ_-。)
その時の苦しさから、本気にならない恋愛しかしてこなかったし、苦しむことがわかってるからノンケは絶対相手にしなかった。
それなのに、岡田さんに恋してしまいます。
これが、嵐。
好きだって気持ちを抑えることができないから、榊はこの嵐が早く過ぎ去ってくれることを望んでて、仕事相手だけどなるべく会わないようにして恋心が育ってしまわないようにしています。
榊さんのモノローグの裏側には、芽生えてしまった恋を抑え込む切ない感情が隠れているのですよ。

こういったドラマ性重視のお話の場合、聞き手側もいろんな想像力を働かせることが重要ですね。
それと、タイトルも重要、っつか超重要、この手のドラマのタイトルって絶対キーワードになってるじゃない?
原作者さんや脚本家さんや、演じてくださってる声優さんたちが落としてくれるキーワードを拾っていきながら、どんな結末が待ってるんだろうとか、ドキドキしながら楽しめる、コメディやサスペンスのドラマとは違った楽しみ方がありますよね(o^-^o)

嵐のあと、CD1枚ながらドラマ系の醍醐味がギュギュっと詰まった一枚です。

そして、最後になりましたがゥヶ中村
大変工口かったです。

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