花杏お気に入りの作品「きみが恋に堕ちる」のスピンオフ作品、いやむしろこっちが本編?なお話です。

きみが恋に溺れる
CAST 高橋広樹×遊佐浩二  神谷浩史

あらすじ9a14d6d8.jpg
キタコレとうとう俺陣内和史(高橋さん)も店長!と思った矢先、新店長としてやってきたのは大学出たての社長令息主藤礼一郎(遊佐さん)、世間知らずで10個近くも年の違うこいつが新しい上司だと?!それにしても、こいつの世間知らずっぷりはあきれるを通り越してむしろ心配だ。接客のノウハウを教えるうち、なぜか懐かれ、そして恋愛相談までのってやる俺っていったい・・・。こっちの気持ちも少しは考えて!!

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きみが恋に堕ちるで、春がずっと片思いしてた礼一郎が主人公のお話です。
何度も書いて恐縮ですが、花杏は「君が恋に堕ちる」というお話が大好きで、漫画もCDも何度も読んで&聞いています。
「きみが恋に溺れる」は「堕ちる」のスピンオフ作品なんですが、「堕ちる」が1冊しか出てないのに「溺れる」は3冊もあるので、高永さんもしかして書きたかったのはこっち?と勘ぐってしまいたくなる作品ですシクシクシク(つд⊂)エーン

堕ちる同様こちらも原作既読、マンガ読んだ時にびっくりしてるのでCDでは特に驚きませんが、お兄ちゃんそっちかよ・・・ってなります。
このCDだけでも話は分かりますが、礼一郎さんが悩んでるあたりは、「きみが恋に堕ちる」を知っていると裏が分かって面白いかも。
ちなみに、春(千葉進歩さん)は登場しませんが、司(神谷浩史さん)はちょこっとだけ出演されてます。
まーね、司の原作での登場がほんの数ページですから仕方ないけどね、春さんに至っては漫画で2~3コマ登場するけどセリフ無いからどうしようもないんだけどね、浩史×進歩聞きたかったうるうるうる( ´;ω;`)
まぁいいか、クリスマスバージョンでラブラブだったから、にしても司、『婚約者』の前に『恋人』という単語は思いつかなかったのか(;;;´Д`)ゝ

「堕ちる」がシリアスなお話だったのに、「溺れる」は路線変更・・・というか高永ひなこワールドに戻ったお話で、陣内君はギャグもイケる素敵なダンディズムをまとう男でした。
お兄ちゃんは「堕ちる」での完璧ぶりが嘘のようなダメダメ子ちゃんで、思わずギャップ萌えしそうになります。
高永作品では『兄=ゥヶ』
は鉄板ネタなんですが、花杏の高永デビューが「堕ちる」で「溺れる」が2作目、なので普通にびっくりいたしたんでございますの。
礼一郎さん、春に陣内のこと紹介しちゃダメだからねε-( ̄ヘ ̄)┌
・・・・・・・・いや、むしろ逆で、普通に恋話してたりして(^-^; 春と礼一郎の恋話・・・って無理があるか。

陣内さんは、低かった。
テンションは高かったけど、超低音だった。
でも、遊佐さんがかなり特徴的な低音で礼一郎を演じてたので、やっぱそれ以上の低音にってことなるんだろうな、高橋さんお疲れ様、すっごいカッコよかったですc(>ω<)ゞキャッ
かっこいい声でボケツッコミもやってくれて、いろいろおいしい方でした。
遊佐さんも「堕ちる」でのセメキャラ設定をちゃんと加味して低くて落ち着いた声、実際は落ち着いてるんじゃなくて知らなさすぎで置いてけぼりなんですけどね。
カップルで低音ってのも大人風味で良いねぇ゜.+:。(*´v`*)゜.+:。
「堕ちる」が高音テノールカップルなので、バリトンカップルが対照的でそれもまた面白い。
っつか高橋さんの「礼一郎」の発音がとっても良い、「れぃ」の発声が深くてキレイです。
『ラリルレロ』の発音が気になる人って多いけど、特徴を持ってキレイに発音できる人って貴重だ。

で・も。

最後の礼一郎さんの

「・・・好き」

に全部持ってかれます。
萌えっ(*´д`*)

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